授業と活動のレポート


夏休みの課外打ち合わせ会

2003年8月7日(木) 14:00〜22:00
於 レッドベリースタジオ



うそっぷの会 交流・体験授業

2003年5月27日(火)
ガイド体験参加  うそっぷの会 9名
交流会参加     うそっぷの会 7名
         学生 11名/OB 4名
 講座では毎年、視覚障害者とともに朗読劇を楽しむ「うそっぷの会」に来ていただいて、体験学習をします。
 14:50(4講時開始時間) JR大麻駅北口に集合。視覚障害者の手引き(ガイドヘルプ)について、手引きの会のボランティア村上さんの説明を受けたあと、うそっぷメンバーのうち5名の障害者に、学生が一人ずつ。また他の学生は2人一組になって、ひとりがアイマスクをつけ、もう一人がガイドするという形(途中で役割交代)で、ブラインドウォークを体験します。
 JR大麻駅から教室まで、約10分の道のりを歩き、教室に到着後、朗読劇を見ました。演目はイソップ物語から「ほら吹きがえる」「老人と死神」「老人と死神・その2」の3本。そのあと、うそっぷメンバーから一言ずつ自己紹介。学生も全員が自己紹介。
 終了後、17:00から、近くの居酒屋で恒例の交流会。例年になく多数の学生が参加し、大いに盛り上がり、カラオケ2次会まで、うそっぷのみなさんにお付き合いただきました。
(写真は、札幌学院大学A館前にて)




シアターゲーム体験授業

日時 2003年5月6日14:50〜18:00
場所 札幌学院大学第一体育館
受講者 20名/OB参加 6名
講師:大野あきひこ
アシスタント:太田稔

今年度3回目の授業は教室を出て体育館で、シアターゲームを体験しました。
内容はおよそ次のようなもので(タイトル、説明は飯塚が適当につけました)、
1時間おきに休憩を入れながら、3時間たっぷりのプログラムでした。(下記写真)

  1.私があなたの声です〜目を閉じて、ガイドする人の声に集中して歩く。
  2.助ける鬼ごっこ  
  3.鏡〜相手の動きをなぞる
  4.私-あなた 輪になってアイコンタクトで相手を指定する
  5.目を閉じて、背後のガイド役に従って歩く。次第に早く。
  6.手つなぎハンモックにジャンプ〜仲間を信頼して飛び込む
  7.つれあいの手を探せ〜目を閉じて感触で
  8.おうむがえし〜言葉による鏡
  9.状況をイメージする〜ケンタッキーフライドチキンを食べる
  10.五感を使ってイメージする〜真夏の海にて

講師の大野さんから、シアターゲームについて以下のような説明がありました。
70年程前アメリカで、移民の子どもたちで演劇を作るために、言葉を使わずに
演劇の基本を学ぶことを目的として開発されたもので、
現在では、俳優の訓練に使われるだけでなく、近年、教育、福祉、地域づくりなど、
様々な目的で開催されている「演劇ワークショップ」の主要プログラムとして
広く利用されています。
全体として、感覚に集中すること、仲間同士の信頼をつくること、相手の感性に添うこと、
感覚を通じてイメージを広げること、などが中心だったように思いました。(飯塚)